Conversation with the Blues
邦題 : ブルースと話し込む
泣く大人も黙るポール・オリバー氏の1965年の著書。
新邦訳版が再販となったので、さっそく。。。
ルーツ系の音楽史本などは、手に入る限り目を通すようにしているが、これはまだだった。
なかなか翻訳本が無かったりするんですよね。
出版されてもすぐに絶版になったり。
手に入るうちに買っとかなきゃ(笑)
これは、まぁイタンビュー集ですね、ブルースマンたちの。
でも、今となっては大変貴重なお言葉が・・・当時はご存命だったブルーズマンの方々。
まー良くこれだけ話し込んできたもんです、感心します。
信頼を寄せる某ブログでも話題になって?ましたが、ブルースマンたちの喋りが、なぜか方言が多い、と。
Cafesolog
いや、マンス・リプスカムのとこか?
でも、こういう翻訳って、そこが面白みでもある。
たしかに読みづらい部分はあったけど(笑)
たまに自分でも英語の歌詞を和訳してみるんですよ。
そのときに思うのは、作った人や歌ってる人の事・・・。
たとえば ” I ” (私)をどう訳すか。
もちろん女性と男性では違うし、年齢のこともある。
この人ぁ「ボク」とは言わないよなぁ、やっぱ「俺」か?
「わたくし」じゃ語呂が悪いし、「あたし」? 「おら」? 「拙者」はないよなー。
とかね、見た目とか、色んな情報による人柄、そして出身地など・・・。
あ、あと思い出したけど、昔「コンバット」ってアメリカの戦争モノTVドラマ。
あれの登場人物、出身地によって訛りがあった。
これが秀逸で、ほんとに違和感無く楽しめた。
口の動きにも合わせなくちゃならないでしょ? よく考えられて翻訳されてました。
訳者はきっと大変だったろうなぁ。 いやきっとスゴイ人に違いない。
あれ?
話がずれた?
でもま、気になってた本だったので、面白かったです。
あー、まだ読みたいのがあるんだよなぁ。。。
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Comments
信頼を~なんて…。ウソばっかし…。
これじゃ、僕ひとり悪もんじゃん(笑)。
英詩の和訳の件ですが、この本にも和訳された歌詞みたいなのが
けっこう載ってるでしょ。
で、何回も読み返すんですが、なんだか今一つ意味が通じてこないというか。
注釈でも入れといてくれればなあと思うんですが。
は? そんなことはない?って。
やっぱ、僕ひとり悪もんじゃん。
Posted by: かふぇそ | August 12, 2016 21:38
■かふぇそ さん
あー、怒ってる。。(笑)
いや、こういうところをズバっと指摘できるのがCafesologの信頼の素と思ってますが。
俺なんかもう、違う話題に逃げちゃってるし・・。
掲載されてる歌詞の件ですが、ぼくは殆ど飛ばして読みました。
その曲を聴きながら、というか思い出しながら読むのが面倒になって。
気になった曲は後で読み返してみようかな・・なんて。
たしかに注釈は必要ですね。
ま、言ってしまうと、全体的に読みづらい文章の本でした(笑)
Posted by: ken-G | August 13, 2016 15:04