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February 25, 2008

Gabby Pahinui

 ウクレレが登場したので・・・ハワイ・ミュージックを。
 もんのスゴイ強風が吹き荒れた本日。 なんでも「春一番」らしいですねぇ。 でも風は冷たく、まだまだ寒さは続きそうですヨね。 寒い冬には、暖かい南の島の音楽でココロを暖めましょう・・・なんつって。
 よし、、スラックキー・ギターの御大、ギャビー・パヒヌイさんだ、えぇいっ。
 
 ◆The Gabby Pahinui Hawaiian Band Vol.1

Gabby_pahinui
 「スラック・キー」 
 まあご存知の事と思いますが、これはギターの種類ではなく、奏法、、、いや、正確にはチューニングのことですね。
 この美しく響く独特な奏法に惹かれ、自らハワイのパヒヌイさんちに行って教えを受けたのがライ・クーダーさんでした。
 そして彼のプロデュースの下、完成した2枚のアルバムのひとつがこれです。 もひとつは、当然「Vol.2」。
 このパヒヌイさんの楽曲は、夏になると商店街や観光地で流れる、ふ抜けた「ハワイアン」とは一味もふた味も違います。 ハワイの家庭で歌い継がれた、伝統音楽としての楽曲が基本となってます。
 "家庭で"というところがハワイなのですよ。 これはハワイの歴史を紐解かなければいけません。 が、長くなりそうなのでヤめます。(ゆるせ) 
 とにかく、一家団欒のひと時を過ごすとき、彼らは楽器を奏で、伝統の音楽を育んできたのでした。 
 この音楽、やはりハワイ語での唄が一番しっくりくるのが分かります。

 さて、この"スラック・キー"。 普通のレギュラー・チューニングとは違い、いわゆるオープン・チューニングの一種であります。 
 オープンG系のチューニングが多いようですが、その種類は家族単位で受け継がれた、家族の数だけある。と言われてます。
 そのサウンドの心地よい響きは、複数のギターなどで演奏されるときに威力は倍増されます。 そんで、パヒヌイさんは12弦ギターでこれを演っちゃいますから、また強力です。

 むかしむかし、18世紀から19世紀にかけ、数々の欧米人がハワイにやってきました。 
 基本的に大らかな彼らは、皆を受け入れていったそうな・・・でもこれは一般には侵略と言われているんです。
 アメリカが本格的にやって来た20世紀に入ってからでしょうか、ついにハワイにギターが現れました。 そして彼らは娯楽のために持ってきたギターを島に置いて帰っていったそうです。
 残されたギターを使いたいが、チューニングなどはまったく知らないハワイの人々。 自分たちなりに試行錯誤しながら独自のチューニングを作り出していったようです。 このへん、ちょっとブルースマンに通ずるトコありますよね。
 それがスラック・キーと呼ばれる変則・・・というか彼らには変則でもなんでもない、家庭の味・チューニングなんですね。
 ま、ボーカルとか好き嫌いはあるでしょうが、ギター・サウンドは一聴の価値あり、と思います。
 いろんなオトが聞こえてきます。

 Pahinui
   ジャケットが変わる前のCD

 カントリー・ブルース等で使われるオープン・チューニングやスライド奏法と、ハワイアンの奏法とは発祥の違いがあるのは明白ですが、まったく違う文化の中で生まれた奏法なのに、なぜか近いモノがあるのを感じてしまうのは不思議なものです。


 ◆Gabby
 

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Comments

へえ~、それは知らなんだ。最近、フォークロアな音楽って妙に惹かれるんですよね。たとえば日本だったら民謡…じっと聞き入ってると涙が出てくる。南米の音楽もそうだし、民衆音楽って魂が入ってるんだろうね。

Posted by: NOVA | February 25, 2008 at 04:10

ブルースでもCasey Bill Weldonなんか、何となくハワイアン見たいな感じの曲を弾いてますよね。

ライクーダーのチキンスキンミュージックは懐かしいです。そうそう、僕もあのイエローローゼズが大好きなんです。何となくホンワカとした緩い極だけれど、実は失恋の歌だったりして。そう、ハワイの男は死んで蝶になって、彼女の元に飛んでゆくのでしょう。何のこっちゃ。

ところで、常磐ハワイアンセンターなんかのハワイアンが流れるとビールを飲みたくなるのです。チャッチャ、スチャラカ、スカラカ、テンテン…
早く、暖かくならんかいな。ああ、さむ。

おぎ

Posted by: ogitetsu | February 25, 2008 at 08:41

Barney Isaacs and George Kuo の"Hawaiian Touch"
いつもこれ聞きながら
ぐにゃぐにゃになって
よだれくって寝てしまうワタクシです
ニッポンのオトコは
恋に焦がれて破れて死んで蛾になるらしいです
ほんで
燃えさかる松明めがけて飛んでいって
もっぺん焼け死ぬのでしょう
なんのこっちゃ抹茶に紅茶

熱いうどんでも食て寝よ


Posted by: さーさーきんぐ | February 25, 2008 at 17:19

◆NOVAさん
民謡ってんですか? フォーク?
そう、魂・・・入ってマス。それに生活の一部って感じ・・?
これが一部の貴族のための音楽、クラシック音楽との違いでしょうか。
"生"を感じますよね。

◆ogitetsuさん
そうそう、このアルバム製作のあとに作られたのが『チキン・スキン・ミュージック』なのでした。
じょ、じょーばんはわいあんせんたー!・・って
もう無いでしょ、たしか・・・あはは!

I've Just received, SweetHeart, Your yellow roses
You tell me that they mean we're all through
You tell me that tonight
Your Heart is broken
But you should know
I was never untrue ....
かな?
うん、パヒヌイさんのスティール・ギターが泣かせます・・・。

◆さーさーきんぐさん
ふはは、ぐにゃぐにゃになっちゃいますか?!
あれって、おーるインストでしたっけ?
そう、唄無しってのもイケますよね。
でも一歩間違うとスーパーのBGMになっちゃうんで、ヤバいっす。
おっと、まだ早いですよ! 寝るには!

Posted by: ken-G | February 25, 2008 at 23:06

いや、コチラ昨日まで北島三郎「風雪流れ旅」でした、
で、このCD欲ちィ~!けど僕が日頃買ってるCDの
倍以上するやんか(手が出せん)、
試聴できるようにしといてくれて(あンがと)★

③と⑪はいかにもライ・クーダーって感じました
「イェロー・ローゼズ」もいいですけど
僕のばやいはコレが好きです
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=JPdi46qOzW4&mode=related&search=

Posted by: ドクター | February 25, 2008 at 23:34

◆ドクターさん
そうですよね、ちと高いか!
ボクも輸入盤が多いので、国内盤とどっちにしようかは迷うところです。
あとはネット・ダウンロードで買うか?
ま、アレですよ、もしナニでしたらアレしますので・・・
右側の☆Mail to☆からメルでも下さい。
アロハ~!

Posted by: ken-G | February 26, 2008 at 15:17

この話に関係あるのかないのかわかりませんが
大昔ライクーダーのコンサート行ったこと
思い出しました~happy01
スライドギターってやつですか?
(しろうとですんませんですbearing
でも生で見た記憶鮮明ですwink

Posted by: ちっち | February 27, 2008 at 00:43

◆ちっちさん
おほっ、ライさんのライヴを観たことあるんですね!
すヴぁらしい!
記憶が鮮明に残ってるって事ぁ良かったんですね。
でしょ?
ボクもデビット・リンドレーっつうインチキくさいオッサンと一緒に演ってたライブを見たことがあります。
そんときはナマ楽器オンリーでした。
やっぱアコースティック楽器だけのライブって、バンドとは違った意味の衝撃が走りました。
で、
大昔って・・・いつ頃??

Posted by: ken-G | February 27, 2008 at 22:00

鮮明な記憶をたどってみたら
はずかしながら
四半世紀以上前のことでして…happy01

Posted by: ちっち | February 28, 2008 at 00:00

◆ちっちさん
ボクが行ったのは1995年のライブだったんで、その前の来日公演ですね。
たぶん「Get Rhythm」というアルバムを出した頃だと思います。
ノッてた時期なので良いライブだったんでしょうね。
ま、何にせよ、生で聴く音楽ってのは記録されたモノではないんで、生き生きとしたものが伝わってきますよねぇ!

Posted by: ken-G | February 28, 2008 at 21:24

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