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February 17, 2007

上を向いて歩こう

 カーラジオから意表を突いて流れてきたのは『上を向いて歩こう』だった。 聴取者からのリクエストに答えたものだったが、若者中心にしているFM局にしてはめずらしい選曲?なのだ。
 こっちとしてもラジオを聴く機会は多くは無いし、突然流れ出した素朴なそのサウンドに、ちょっとドキリとしてしまったのだ。
 いつもなら聞き流してしまうとこだが、なんとなく気になって、ちょうど目の前にあったコニビニの駐車場に車を停めて聴き入ってしまった。

 いたってシンプルなメロディと歌詞、無駄の無いアレンジ、そして九ちゃんの声だ・・・あらためて聴いてみると、中々良い曲だね、コレ(笑)
 しかしだ、良く聴くとけっこう物悲しい歌詞だな・・・けど、なんで九ちゃんは楽しそうに唄ってたんだろ?
 →YouTube


 『上を向いて歩こう』  詞:永 六輔  曲:中村八大

 アメリカでは『Sukiyaki』(スキヤキ)という、とんでもないタイトルだったにも係わらず(笑)No,1ヒットになっている名曲でもある。もっとも、外国人には意味なんて分からないから、タイトルなんて何でも良かったんだろうな・・・。
 しかし、英語で『I Look Up When I Walk Down』というブルースっぽいタイトルで訳されてもいるらしい。
 ココで→“上を向いて歩こう

 でもって、調べてみたらカバー曲もけっこうあるのサ! わはは。
 ココで→“ SUKIYAKI

 あららら、いますね、いますね。
 ううむ、ボ、ボブ・ディラン! ホントかよ?
 ゐ? チェット・アトキンスまで・・・・(笑)

 んで、何曲か聴いてみました♪
 まずは初カバー曲となったイギリスの『Kenny Ball & His Jazzmen』!
 わはは、ディキシーランド・ジャズらしいです、このバンド。なんとも楽しい仕上がりになってますね~、良いです、コレ。
 Chet Atkinsは・・・こりゃ完全にお遊びですね、あはは。
 あ~あ、Bob Dylanさん、唄ってないじゃん! Tom Pettyとライヴでの余興って感じですねぇ。 彼が歌ってるのを想像しただけで笑えたのに・・・・ね。
 おぉっ、『B10』って、誰?? 中国語だけど、なかなか良いデスネ、ニイハオ!
 Ventures!・・・マジメにやれ~! わははぁ!
 トリオ・ロス・パンチョス・・・・くくっ、スペイン語かよ! アミーゴ、笑える!
 うんうん、Taste of Honeyのはヒットしたから聞いたことあるな・・・・。

 ま、全部聴いた訳じゃないけど、いろんな国のいろんなバージョンがあって楽しいですね~。
 何だか全曲ダウンロードできるみたいなので興味がある人は聞いてみて下さい。
 しかしアレだね、“いかにも”って感じの『日本風味』の音作りがしてある曲が多いですね、ちょっと意味不明ですよ、こりゃ。元歌の良いメロディが台無しです。

 そして、いろいろと検索してて、気が付いた事がある。
 実はこの曲が日本で大ヒットしてた年に俺は生まれたのである。
 つまり、生まれて数ヶ月の自分は、否応なしにこの曲を聞かされてた可能性があるのだ。 そう、ラジオやテレビから流れるこの曲を、「あ、もう飽きたから、ちょっと違うのにしてくれない?」とも言えず、只ながされるままに聞いてしまっていたかも知れない。
 特別好きでもない曲なのだが、何だか口ずさんでしまうのは、そんな理由があるからかも知れない・・・。
 なんだか好きになってきた・・・かも。

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Comments

そうそう、この曲は哀しいんですよ。いつも口ずさむと涙がこぼれてきそうになる…唯一クマちゃんが日本語で歌える歌です。どうやら意味もちゃんと理解しているようですよ。アメリカでヒットしたのってわかる気がする。この国の人たちはみんな孤独なの。孤独だからみんな陽気でフレンドリーなんだと思う。そんな気持ちにとてもフィットする曲なんじゃないかなあ。

Posted by: NOVA | February 17, 2007 at 05:25

この唄は永六輔が中村メイ子にフラれた時に書いたらしいです。
中村メイ子にフラれた時に「悲しくて涙がこぼれそうだ」と漏らしたら、中村メイ子の父親から「そういう時は上を向いて歩くんですな」と言われたエピソードを元にしていたと、どこかで読んだ記憶があります。

Posted by: Sleepy | February 17, 2007 at 07:52

むむ。ボブ・ディランも演ってましたか。
知らなんだ。

Posted by: バビロン | February 17, 2007 at 11:34

なぜだか分らないけど、日本のミュージシャンでは、スキヤキとYMOのレコードだけが、オハイオのロックンロール博物館に飾られてます。
ブルース風の訳を読んでみたけど、完全なブルース風にはなってませんね。

アメリカではマディさんが、"Walkin' by myself"してましたけど、アレは恋心の告白でしたね。

オギ

Posted by: ogitetsu | February 17, 2007 at 22:44

◆NOVAさん
ね、哀しい歌詞ですよね。
やっぱ歌詞よりメロディが欧米人に受け入れられるものなんでしょうね。
英歌詞は勝手にいろいろ作っちゃってますから・・・
でもこれで良いんですよね?
スキヤキはスキヤキですから(笑)

◆Sleepyさん
おほっ
そうだったんですか!?
メイ子さんとね・・・なるほど。
ナニがきっかけで名曲が生まれるか分かりませんね!

◆バビロンさん
うはは
あの不機嫌そうなカオで唄ってもらいたかった・・。

◆ogitetsuさん
ううむ
ろっくんろーる殿堂に・・・
なぜだ・・・どーしてだ?・・?

Posted by: ken-sann | February 18, 2007 at 00:23

流し読みしただけだから、よく憶えてないけれど、ロックンロールの先駆の時代に世界的にヒットした、という所でしたか。でも、日本に軍関係で滞在した人なんかには、やはり懐かしいでしょうし、僕らが考えるよりもっとこのスキヤキはアメリカでヒットしていたんですね。

一度、昭和30年代に日本に軍で滞在してたという黒人のオジイサンに、図書館で話し掛けられて、「非常に美しい日本の曲が有るんだけど、メロディを思い出せない」なんていうものだから、すぐにこの坂本九の歌歌ってあげたら、なんだか非常に懐かしがってました。歌は友達。

オギ

Posted by: ogitetsu | February 18, 2007 at 06:56

◆ogitetsuさん
そうですね、当時の日本の音楽関係者たちにも、アメリカで「No.1ヒット」という事がどんなに凄い事なのか理解できなかったらしいです。
きっと、ぼくたちの想像以上に流行っていたんでしょうね・・・。
あ、
このオヂイサンとのお話、いいですねぇ。
・・メロディは忘れたけど美しい曲があった事は覚えてる・・
ま、想い出は美化されやすいですけど、こうして日本の良いイメージを残してくれる『歌』があったことが嬉しいですね。
そこが音楽の魅力でもあり魔力でもある・・・のかな?

Posted by: ken-sann | February 18, 2007 at 13:48

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