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December 12, 2006

Robert Johnson's Gibson L1

 Robert Johnsonが使用したと言われるギターが発見されて、売りに出されたらしい!!
 と言っても、今年の7月頃のハナシで、すぐに売れてしまったようだ。そしてそのお値段は・・・な、なんと$6 million dollars (USD) !!約7億円!!!・・・・マジ?
 
Rjg このギターは「Gibson L1」というモデルで、ギブソン社が1926から1930年頃にかけて製造したギターである。そう、アノ有名な写真で、スーツ姿でキめたロバート・ジョンソンが手にしていたギター。
 今回、この写真で彼が手にしていたギターその物が現存していた、と言うわけだ。
 ほ、ほんとかよ!?
 売りに出していたのは「Moments in Time」というサイトでのネット販売だったようだが、すでに売れてしまったので現在は掲載されてません。 なんか著名人のサインとか売ってる胡散臭いサイトだなぁ・・(笑)
 で、出処や買主は一切不明・・・ますますアヤシイのだ。

 そんでもって、鑑定した情報はこのサイト→rjguitar.com(※サイトが閉鎖されたようです)に詳しく書かれています。 「The Holy Grail」(聖杯)って・・・オオゲサだね~! わはは!

 ナニナニ?
 かの有名なロバート・ジョンソンのスタジオ写真を詳しく解析し、このギターはこの写真と同じギターだと確証した、という事らしい。
 当然、当時のギブソン社でのギター製造は「ハンドメイド」が基本であった。故に、楽器の一本一本にハンドメイドの名残、つまり個体差があるのである。
 鑑定はこの辺に焦点を絞って進められている。
 
 まずは“ドット・ポジション・マーカー”の位置。
 フレットによって微妙に間隔や位置のズレがあるのだが、この位置が写真のギターと一致する、のだそうだ。
 そして“ネック・ジョイント”部のネック取り付け角度の特徴。これは取り付け加工時のミスと思われるが、微妙に傾いた状態でセットされているのだ。そう、ヨコに斜めってる、曲がった角度が写真と同じだそうだ。
 そんで今度は“サウンドホール・リング”である。 このリングの特徴であるちょっとボディに食い込んだ状態が写真でも見て取れるそうだ。
 で、ブリッジの大きさも通常の仕様より短いものが使われてるモデル・・・・などなど。
 う~ん・・・。
 ボディの打痕とかも同じようなトコにあるしなぁ・・。でも、キレイすぎないかぃ?
 その点はちゃんと釈明?できるそうです。
 これは撮影時のライティング関係で、ギターのボディが光を反射してあのように写ってしまった・・・らしいです。
 かなりキズだらけのギターのようだが、実際はこのようにキレイなギターだったと、写真映りの悪いギターだったと、こう言うわけです。

 しかしだ、このギターには重要な問題もある。
 もしこれが、この写真のギターだったとしても、写真の中でロバート・ジョンソンが嬉しそうに抱いているギブソンが彼の物だったという確証はないのだ。

 「あはは、写真撮っちゃうもんね~。誰かカックイイギター貸してくれへん? おっ、それエエね、これでいこか!」

 と、撮影の時だけ誰かに借りたものかも知れないのだ。(このときにちょっと弾いたかも?ですけど)
 そして録音に使われたギターだったと言う確証も無い。 ま、音で判断するにも、余りにもトキが経ち過ぎてギターの音も変わっているだろうから、無理でしょう。レコードの録音状態の問題もあるしね。
 「ギブソンを弾いていた」というブルースマンの証言もあったような気もするが、はっきりとはしていない。
 “彼が所有し弾いていたギター”となれば興味も湧くってぇもんだが、これだけじゃちょっとね・・・。

 しかし、誰がこんな大金を出して買ったっていうんだ?!
 信じられません!

 Rjguita2r

 ニュース・ソースはここから→Global Rhythm

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Comments

こんばんわ 窯元です。

7億のギターですかぁ・・・う~ん 本物かどうか眉唾ものに そこまで(笑)

でも7億あれば、デルタの貧しいブルースマンはみんな楽な暮らしができそうですねぇ・・・

あの貧しい田舎を思い出すたび、今暮らす 寒村とダブるんですよねぇ(苦笑)
この町にもロバートジョンソンみたいな人がいたらなぁって・・・

Posted by: 窯元 | December 12, 2006 at 22:56

説教ブルースでも弾いたらなあきませんね(^^♪

Posted by: 焚火音楽亭 | December 13, 2006 at 00:06

うああ、眉唾な話だなあ。
もうコレクターの趣味趣味の話ですね。
同じモデルを買うぐらいならまだ理解出来るけど(実際、僕らのコンサートの時に一番最初に演奏した宮本君はこのギターを持ってました)、なにも7億円出さなくても、良いギターはごろごろしてるだろうに。
しかし、これはあくまでも貧乏人の感性で、コレクターというのはまた違う金銭感覚があるのでしょうね。
しかし、このギターを買った人は、多分余りこのギターを弾かないで、保存しておくのでしょうね。

ケンさん、今お持ちのギターの内側にケンさんのサインでもしておくと、将来コレクターが…。ケケケ。

オギテツ

Posted by: オギテツ | December 13, 2006 at 01:03

まったく仰せの通りです
あまりにもときがたちすぎています
ぜったいということはぜったいにありません
現存するギブソンギタープレイヤーで
確実なのは
まず
かしまし娘でしょう
てるえねえちゃんと
うたえちゃんのギターは
まちがいないです

Posted by: inざーぎ | December 13, 2006 at 01:49

「本物」と思って大枚はたいた人は、どんなことがあっても「本物」と信じぬきたいんでしょうね、きっと。ギブソンの工場って確か、テネシーにあるんですよね。
↓私もCity WalkのB.B.King's Blues Clubは外からのぞいただけです。昨日、久しぶりにBlues Brothers 2000を観ましたが、あの映画はやっぱりよくできてますよね。

Posted by: NOVA | December 13, 2006 at 15:58

コメントThanx ! です

◆窯元さん
ですよね、これはきっと話題作りのために仕組んだのでしょう。
え?
そ、そんな寒村に住んでるんですか?
でも、そこまでミシシッピは降りませんよ・・雪。あはは!

◆焚火さん
うん、そーだそーだ!
説教ぶるーすだ!
説教ぶるーすだ!
説教ぶるーすだ!

◆オギテツさん
そうそう、宮本くん?のもシブいギターでしたね。
ゐ?
ボクの場合、サインしたって落書きにしかならないので
値打ちが下がってしまいますって・・・とほ。

◆inざーぎさん
かしまし娘さん・・・いまいちムスメと言うのが納得できないワタシです。
が、確かに日本のギブソン・プレイヤーでは1,2を争う存在だと確信しております。
来年度の本国USA版Gibsonカタログには「Kashimashi Girls」としてギブソン・ユーザー・プレイヤー欄に写真付きで掲載されるそうです。

◆NOVAさん
ギブソン工場はモンタナにもあります。
メンフィスのビールストリートの近くにもあるので、機会があれば「Factory tour」の参加をオススメします♪
Blues Brothers は昔のも"2000"も、どっちも大好きです!
色んなミュージシャンが出演してますからねぇ、何回も観ちゃいますよ、あはは!

Posted by: ken-sann | December 13, 2006 at 21:58

コメントしようと思いましたが、あまりに
長くなりそうなのでトラックバックですませて
いただきました。
毎度毎度すんません。

Posted by: バビロン | December 17, 2006 at 00:03

◆バビロンさん
TBありがとうございます!

わはは
それではブログの方をゆっくり読ませていただきま~す
たのしみ!

Posted by: ken-sann | December 17, 2006 at 09:20

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ken-sannのブログによると、ロバートジョンソンが使用してたと思われるギブソンL1というギターが、なんと7億円!で取引されたと言う。最初は「ほんまかいな。だいたい70年も前に撮られた写真一枚だけで同一のギターと証明できるのやろか?」と疑問を持ったものの、さほ...... [Read More]

Tracked on December 17, 2006 at 00:00

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