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December 03, 2004

The Sky is Crying

 なんか、ミシシッピィに入ってからはお墓参りばっかりしてたような気がする・・まぁそれもしょうがないか・・・。観光するような場所は少ないし、シーズンでもない。
 でも、この辺りには、その時代の精鋭ブルースマンたちが、いかに多かったかって事の証拠でもある。てぇか、この辺りにしか居なかったのかな?
 しかし、ずいぶん悪いシーズンに来てしまったらしい。シーズンと言うか、間が悪かったと言うのか・・・。 とにかく、ミシシッピィに来た時から雨。そして南部地域一帯に大雨・洪水・暴風・雷警報が出てしまい、モーテルから出られず! ついにはトルネード注意報まで発令されてしまったのだ!

 幸い、滞在先でトルネードには会わずに済んだが、結構な大雨だった。ちなみに、テキサスでは洪水の被害がでて、ミシシッピィの南の方ではトルネードが発生し被害をだしていた。日本にいるとあまり実感としてわかないが、実際間近で起こっていると、ちょっと恐怖も感じるものだ。
 で、暴風雨の過ぎ去ったこの日は、あのスライド・ギターのボスとも呼べるElmore James(エルモア・ジェイムス)氏のお墓参りに出かけたのであった。
 こっちに来て一番の好天! めっちゃくちゃ天気が良くドライヴには持って来いの日って感じだ。
 彼の墓地へは、小高い丘をいくつも超え、草原や森の中を走り、すばらしく気持ちが良い大地を走り抜けて続いていく。

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 そしてたどり着いたその教会は、丘の上の森を切り開いたような場所にあった。
 ここは素晴らしく気持ちがいい! 好天にも恵まれたせいもあるが、とにかく美しい自然の中にある墓地だった。車もめったに通らないここでは、聞こえるものと言ったら鳥の囀りと、時折流れる風が揺らす木々の擦れる音だけだった。うぉっ、ちょっと文学的になってきたぞっ。

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     [ Elmore James Grave ]

 しかし、彼のワイルドなギター・プレーとはまったく似つかわない場所なのだ。碑文を読むと、やはり彼はこの地域の出身である。こんな場所で生まれ育ち、なんであんな熱い演奏をしてきたのか? この差を埋めていくのはその後の人生だったのか? でもなんか、内なる彼を見てるような気もしてきた。
 なーんて事考えながら、お線香に火をつけ、お参りを済ませたのだった。
 石碑の裏には「 The Sky is Crying ~」と彼の名曲の一節が刻み込まれていたが、墓地の頭上には抜けるよな青空が広がっていた・・・。

   EJura
    [ Elmore James Grave at New Port M. B. Church ]

    The Sky is cryin'
    Look at the tears
    Roll down the Street .......


 

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 フォトアルバムを追加しました
 ■ photo box ~ Mississippi (2)

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